株式会社 経営共創基盤

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『結果を出すリーダーはみな非情である』
~30代から鍛える意思決定力~
【著者】 冨山 和彦(パートナー/代表取締役CEO)
【出版社】 ダイヤモンド社
【発行年月】 2012年10月
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明治維新も第二次大戦後の復興も、革命の担い手はいつの時代も、企業でいえば課長クラス、ミドルリーダーだ。日本も今の混迷期を脱するには、ミドルリーダーの踏ん張りが欠かせない。社長も含めて上司はコマとして使い、最大の成果を上げる。
自分がトップのつもりで考え行動するリーダーシップの鍛え方とは?

まえがきより

 「正しい」改革案であれば、みなが賛同してくれるほど、社会は単純ではない。正しい答えを導き出す「知性」や「発想力」とともに、それを実現するための利害調整力、多数派工作力、権力闘争力が必要になる。そうした「実行力」は、どんなに小さい改革や改善であろうと、上層部の大きい改革であろうと不可欠である。
 失われた10年は、いつの間にか20年になり、今の課長クラス前後の若手・ミドル世代で、会社や社会の錆びきったルールを変えていかなくてはと焦燥を感じる人は多いだろう。フル・グローバリゼーションが進行するなかで、守旧派と戦いながら新たなルールを敷くには、その「実行力」が不可欠である。
 本書の目的は、そうした気概ある若手・ミドル世代に、人間のダークで醜い部分を含め、現実経営で「実行力」となるリアルなリーダーシップ、リーダー力の鍛錬・習得の要諦を伝えることだ。言い換えれば、悪のリーダーシップ論であり、リアリズムのリーダーシップ論の大古典、N・マキャベリ著『君主論』の日本企業ミドルマネジメント版である。そもそもリーダーシップは、管理職になった後に鍛えるものではない。若い課長クラスのうちから、自分が社長のつもりで決断し、実行するスキルを磨くべきなのだ。それも、リアルにタフな状況において。若いときほど、失敗のコストは小さく、同時に、失敗からの学習能力は高い。