IGPIプロフェッショナル紹介

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越田 佳菜

アソシエイトマネジャー 2018年12月入社

キャリアや成長機会は
与えられるものではなく、
自分でデザインするもの

出向先で知った個々人の専門性を武器に仕事をする生き方

 ビジネスには金融の知識が絶対に欠かせない。それを知ろうと、新卒でメガバンクに入りました。中小企業の融資を担当した後、仕事の幅を広げたくてM&Aのトレーニープログラムに応募。国内のM&A案件をいくつか担当した後、グループの証券会社に出向しました。そこでは、大企業やクロスボーダーのM&A案件を経験し、仕事のスケールが広がったことに加え、組織の雰囲気が銀行と違うことに驚きました。
 銀行では、ゼネラリストを育てるため、融資担当であっても為替、決済、運用、それに紐づく大量の事務作業もすべて器用にこなすことが要求されました。また、良くも悪くも序列が確立されており、ときに「何を言うか」よりも「誰が言うか」が重視される場面も見受けられました。
 これに対して証券会社では、みんな個々人の専門性を武器に仕事をし、中には、自ら活躍できる場を求めて転職を重ねてこられた方もいました。知らず知らずのうちにルールからはみ出すまいとしていた私にとって、「自分はこうありたい」「自分はこういう人間です」と前面に出すスタンスは魅力的でした。また、正しいか間違っているかよりも、自分の意見を言うことに価値が置かれるのも、性に合っていました。それと同時に、深く考えることを放棄してしまっていた自分にも気づかされ、主体性を発揮しないと自己成長が止ってしまうことに危機感を持つようになったのです。

付加価値を高めるために新しい場でチャレンジする道を選んだ

 私のキャリアに関する考え方の軸となっているのは、社会人になって最初の上司が口を酸っぱくして言っていた「すべてはお客様のため」「付加価値にこだわれ」「大切な人に誇れる仕事をせよ」という3つの教えです。お客様が何を考え、何を本当に望んでいるかに向き合うことは、仕事の起点となります。そこで付加価値を出すためには、自分の価値を高めなくてはなりません。それができれば結果的に、大切な人に誇れる仕事になると思うのです。
 では、自分の価値を高めるために何が必要か。それはどんな場なのか。これまで携わってきた金融の仕事では、実業を通じて世の中に価値を生み出している事業会社の外側で、金融の仕組みやアドバイスを提供してきましたが、こうした自分のバックグラウンドや経験を活かしつつ、事業側にもっと近づけないだろうかと思い、出向が終わるタイミングで、IGPIという新しい場に飛び出してみることにしたのです。
 とはいえ、大企業をやめるとなると、社外でも通用するのか、将来の生活はどうなるかという不安が付きまとうものです。ですが、「このままでは成長が止まるのではないか」という悶々とした気持ちをずっと抱えているよりも、思い切って行動したほうが、余計な迷いがなくなります。私自身も転職してみて、自分にできることを広げて鍛えていけば、将来的にそれで生活していけるようになると、楽観的に考えられるようになりました。

多様な人の集まるプラットフォームを活用し貢献できる領域を広げたい

 IGPIではプロジェクトベースで働くので、そこは証券時代のときと似ていて、それほど戸惑いはなかったのですが、要求されるものがより広範囲であるように感じています。たとえば、これまでは既にある数字をベースに物事を見ることが多かったのに対し、新規事業開発や事業戦略の立案では、定性的な事象も汲み入れて仮説をつくっていく必要があり、頭の使い方がまったく違うのです。また、ファイナンスの知識や経験はどの業界や業種にも通用する共通言語として役立つ一方で、戦略として描いたものを実現するには、現場で何が起こり、どんな労力をかけて、誰がどう動くかが重要になってきます。
 たとえば、新規事業ではこんなパートナーを探す必要があると、頭では理解していても、実際にパートナー候補と会って話をしながら、互いの相性、戦略、思惑などを探り合い、駆け引きをするのは、まったく別物です。そういう場に立ち合うことで、リアルビジネスに触れているなと実感しました。
 IGPIは名前に「基盤」という言葉がある通り、まさに面白い人、優秀な人が集まっている「プラットフォーム」です。バックグラウンドが多様なため、人それぞれ物事を捉える視点に違いがあるところが非常に面白いし、年齢やポジションに関係なく周囲のみんなから刺激を受けられます。自分がやりたいことに制約なくチャレンジできるので、思い切り働きたい方に向いている職場だと思います。
 今後は、これまで携わってきたM&Aを基点に、その手前の検討段階や、合併後の融合と付加価値の創出に至るすべての機会に関わり、一気通貫でビジネスが成長していくところを見届けたりといったような、自ら事業開発を行う仕事にも携わってみたいです。さまざまなチャレンジを通じて、自分の貢献できる領域を広げていければと思っています。