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いかにキャリアを形成していくか?先輩社員の言葉に共感

研究もビジネスも、どちらもわかる人材になれ

このまま研究開発の道に進むか? それともコンサルにチャレンジするか? 二つの道を前にして、私も悩んだ一人です。
大学院を卒業後は、製薬企業の研究職、もしくは開発職に就くことを考えていたのですが、たまたま一つ上の先輩からIGPIを薦められました。当時はその存在すら知らず、ググッて「あぁ、コンサルなんだ」と初めて知ったほど。物は試しにインターンに参加したところ、俄然、興味が沸いてきました。ひとつのテーマについて考え抜き、仲間と共有し、ディスカッションする。そこから仮説を立て、検証し、再び考え、短期間でアウトプットを完成させる。そのプロセスがたまらなく楽しかったのです。そもそも研究者を希望したのも、そうした“考える仕事”だったから。ただ、研究の場合、仮説を立てても、実験結果が出るまで時間がかかり、なかなか検証できない。作業時間のほうが長いわけです。その点、短いスパンでPDCAを回し続けられるコンサルは学びも多く、刺激的で楽しい。こちらのほうが自分に向いているのではないか?
悩む私にIGPIが会わせてくれたのが、メーカー出身で博士号をもつ先輩社員でした。いわく「どちらかを選ぶのではなく、研究もビジネスもどちらもわかる人材になればいい。まずは戦略・財務・法務などビジネスに関する土台を固め、それからやりたいと思う技術分野に進んでもいいのでは?」
 ハッとしました。世の中で役に立つモノをつくるということは、結局のところ、ビジネスと無関係ではいられません。そもそも何が世の中に求められているのか? それを誰がどこでどうやってつくるのか? つくったモノを誰にどうやって売るのか? そういった上流の戦略があって初めて、つくったモノが売れ、人に喜ばれ、社会がよくなる。稼いだお金は、新たな研究開発の資金源となる。ビジネスのことを知らずに、研究を続けていては、自己満足に陥りかねない。迷いが吹っ切れました。


自分自身に価値があると実感できたデータ分析

新卒であっても、どんどん現場体験させてくれるのがIGPIです。最初の頃は、上司から頼まれた議事録の作成やパワーポイントでの資料づくりなど、自分にとってのクライアントは“上司”ですが、すぐにそれは実際の“クライアント”に変わります。
 たとえば、大手メーカーのプロジェクトでは、初めてデータ分析を絡めたモデルの作成にチャレンジしました。ある機械を従来どおりのサイクルで使用すべきかどうか? 過去の修理状況や部品一つ一つの仕入れ値などのデータをもとに、サイクルの短期化・長期化によるコスト・キャッシュフローの変化を判定できるモデルを作成し、仮説と検証をくり返し導き出した結論は「今よりも長く使用すべき」。故障発生率や修理・整備単価を高く見積もっても、メンテナンス費用の増大に対して、機械の入れ替えの頻度を抑えた分のコスト削減効果が上回る―――。
 この結論に至るまでには、膨大なデータを使った難解な分析がありましたが、アウトプット自体はシンプルでわかりやすいものになるよう心がけ、将来的な部品在庫の過不足や廃棄の基準まで提示しました。その結果、確かな数字として明らかになった事実にクライアントにも納得していただき、ついに方針転換されることに。プロジェクトマネージャーとの議論をくり返して出した結論でしたが、重要な意思決定に貢献できたことで、自分自身に価値があると実感。このプロジェクトで学んだデータ分析とそれを伝える手法があれば、今後もさまざまな案件で力を発揮できると確信しています。


自責のマインドをもって最後までやり遂げろ

IGPIに入社して得られたもの、それはいい意味での自責のマインドです。できなかったことを、言い訳するのは簡単です。「だって、やったことがなかったから」。でも、「自分が今まで勉強してこなかったから、できなかったのだ…」という自責の念があれば、もっと真剣に取り組むはずです。調べるなり、知っている人に聞くなり、手段はいろいろとあるはずですから。どんな仕事も言い訳をせず逃げずに、自分で最後までやってみる。上司や先輩の姿を見て共に働くうちに体得したマインドです。
 とかく理系院生の就活は、的を絞り込みすぎる傾向があると感じます。自分の取り組んでいる研究の延長線上にあるメーカーのみ、という具合に。実際、私自身がそうでした。けれど、研究分野や興味のある分野への関わり方はそれだけではありません。知恵、人材、資金といった形で参画したり、あるいはまったく別の道を歩んで後方支援したり。いろいろな方法があります。ときに俯瞰しながら、自分の可能性を信じて有意義な就職活動を行ってほしいと思います。

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