「両利きの経営」の要諦

深化×探索の両利きで
新陳代謝を加速し、
持続的成長を行う

既存市場・事業における「深化」と、
新市場・事業における「探索」を
高度に両立させる経営

自らが破壊者となるか、それとも既存事業にしがみ付いて破壊される側になるか。
現状肯定の罠に陥らずに「両利き組織能力」を獲得するには、強力なリーダーシップが必要です。

両利き経営の落とし穴

「両利き組織能力」の低い企業は、既存事業へのバイアスが強く、深化と探索が両立しません。

  • リスク回避志向が強く小粒になりがちな探索領域
  • 「撤退力」のない深化領域が、探索領域のキャッシュも食い潰す

両利き経営の実践

既存事業の「稼ぐ力」を最大化

探索の原資は深化から。まずは足元の課題に愚直に取り組む

何よりもまず先に取り組むべきは、足元の「稼ぐ力」を最大化です。高リスクの大規模イノベーション投資の持続力が問われる時代において、本業の「稼ぐ力」が、未来投資力、人材投資力、ESG投資力を規定します。深化なくして、探索は成り立ちません。

事業ポートフォリオの入替・新陳代謝

企業の目指す方向性を描き、果敢にポートフォリオを入れ替える

「儲からないから止める」だけでは意思決定としては遅くなります。企業全体の将来像に照らし合わせ、ノンコアの事業・製品・顧客等でさえ、聖域なき構造改革を断行する必要があります。

成長する事業群と組織能力群への投資

「稼ぐ力」による原資を、将来目指す事業、組織能力強化へ投資

「稼ぐ力」の向上によって生み出された原資を、高付加価値な事業群や事業モデルの深化、そして、自社のコアコンピタンスを基盤とした新たな事業モデルと組織能力の探索・獲得に対して投資。探索シーズは深化領域の再成長の源泉にもなります。

両利き組織への大改造

企業の組織能力を刷新
(CX:コーポレート・トランスフォーメーション)

深化と探索を高度に両立させるためには、継続的な変革を推進出来る組織能力の構築が必須

既存事業の着実な「深化」と新規事業の「探索」という異質な活動を両立・連携させるという両利き経営を実践するには、ハイブリット型組織能力と「両利き経営」力を持つ組織への大改造が急務です。そのためには、相反する組織能力の共存共栄・資源配分、トレードオフを克服する強力なリーダーシップが求められています。

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